【体験日記】友人の結婚を祝うためみんなで嵐の「ONE LOVE」を踊ってみた
こんにちは、まきのです。先日、高校時代の友人の結婚式にお呼ばれしてお祝いをしてきました。そこで人生初となる余興に挑戦しました。今回は余興に挑戦する上で苦労した点とその対策について4つの点にまとめました。これから余興をやる人、やろうとしている人の参考になれば幸いです。
- アーティスト: 嵐,youth case,UNITe,石塚知生,吉岡たく
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余興やってくれない?
余興をお願いしたいのですが、やっていただけるでしょうか!?
なにやるー?
嵐 love so sweet!!
ほんとにそれにするの?
それ以外なんかある?
love so sweet!! は難しそう?
love so sweet やるよー
↑これはクオリティ高すぎ
結婚式 余興 嵐 one love - YouTube
確かに!これならいけそうだな!
そんなこんなで、嵐の「ONE LOVE」を歌って踊ることに決定しました。
初めての余興で何をやろう?
今回はみんなの意見が一致してスムーズに決まりましたが、グループで何をやるかを決める際には納得感って必要ですよね。ということで参考程度にみんなで決めていくときに便利な方法についても紹介しておきます。(ここのセクションは正直本題と関係ないので、どうでもいいよという方は次の「大変だった4つのこと」まで飛ばしてください。)それでは、合意形成の手順を説明していきます。手順は次の3ステップです。
①思いつく限りのことを洗い出す
②選ぶ基準をリストアップする
③選ぶ
それぞれについてみていきます。
①思いつく限りのことを洗い出す
みんなでアイディアを持ち寄って何をするかを洗い出します。例えば
・ビデオレター
・芸人のネタをアレンジ
・ダンス
・スピーチ
・お芝居
などなどです。この段階ではできるできない関係なく自由な発想でディスカッションしていきます。アイディアを探すにはこのようなサイトもおすすめです。
matome.naver.jp
②選ぶ基準を決める
次に選ぶ基準を決めます。選ぶ基準についても自由に決めましょう。
例えば新郎新婦の好きなものかどうか、出席する人にうけそうかどうか、
手軽さやトレンドなんかも選ぶ基準に加えてもいいでしょう。
私は効果とコストの2つの観点から基準をリストアップすることが多いです。
- 効果
- 心理的効果
- 新郎新婦に喜んでもらえる
- 自分たちで楽しめる
- 会場が盛り上がる
- 金銭的効果
- 次お呼ばれしても大丈夫な経験やナレッジ
- 心理的効果
- コスト
- 心理的コスト
- 羞恥心
- 取り組みやすさ
- 持っているスキル
- 時間的コスト
- 練習時間や製作時間など
- 人的コスト
- 人数が必要
- 金銭的コスト
- お金がかかる
- 心理的コスト
③選ぶ
選ぶために①で洗い出した選択肢を縦に、②で決めた評価基準を横に並べた表を作ります。その表を点数をつけて埋めていきます。点数は定量的に決めてもいいですし、感覚でつけても構いません。自由です。例として①と②を整理して数値化したものは次のようになりました。各マス10点満点で評価をして、効果については数値が大きいものが良い、コストについては数値が大きいものがコストが低くて良いという判定になります。今回は例なので全部主観で点数をつけています。
私の独断と主観によると、ダンスという結論になっていますね 笑。
友人たちで何をやるか決める場合はこのように決め方をあらかじめ共有しながら進めていくと納得感をもって決めていくことができるのではないでしょうか。
めんどくせぇ。。。
大変だった4つのこと
話はそれましたが、やることは決まりました。ここからが今回の主題になります。
なげーよ!
①計画をたてる
②打ち合わせの調整
③練習の進捗管理
④モチベーション管理
それぞれ見ていきましょう
①計画をたてる
経験者0の状態からスタートです。何をすればいいのか全くわからなかったので、先ずは全体感を掴むために以下を洗い出しました。
<前提条件の確認> ◆本番の日時 ◆当日の式の流れ ◆チームメンバー ◆持ち時間 ◆物的リソース <課題と対策> ◆課題1:日数が少なく練習が間に合うかわからない ⇒対策1:踊りの簡略化 ◆課題2:余興の詳細が未決定 ⇒対策:余興の詳細決定 ・余興の大まかな流れを決定する ・練習の方法を決定 ・練習用に動きをまねる動画を選定してパート分け。 ・練習のスケジュール決定(日時、場所) ◆課題3:当日に必要なものが未定 ⇒対策:要確認 ・マイクレンタルの手配 ・音楽の準備 ・当日はどこまで自分たちで準備するのか
現状わかること、わからないことを洗い出すことで、やらなければいけないことを明確にできます。決まっていないことを決める作業。わからないことを確認する作業。できることをやる作業の3つに分類します。それぞれ、いつまでに誰がやるのかを決めてから取りかかると進捗管理がしやすいです。
②打ち合わせの調整
なかなか予定が合いませんでした。仕事の休日が合わなかったり、急な用事が入ったりなど、あちらに合わせればこちらが合わぬで、打ち合わせや練習の調整は大変でした。
そこで
- 当初立てた予定はあてにならないため、予定の調整は臨機応変に行う
- 本当に集まる必要があるのかは要検討する
- チャットツールの活用と密な情報共有をする
(結局メンバー全員が一度に揃うことは本番までありませんでした。)自分の式の準備で忙しいのにも関わらず、積極的に日程の調整をしてくれていた新郎のY氏、ありがとうございます。
③練習の進捗管理
人によって進捗がバラバラだったり、仕事が忙しいメンバーもいて全然練習できなかったりということがありました。
そこで
- あらかじめ、何日までにどこまでできているかを決めて、遅れそうなら対応するというマイルストーンを設けておく
- 都度演技の構成やパートを柔軟に変えてできるだけシンプルに変更
今回はフィジカル担当F氏が中心となってフォローしてくれて、補習をするなどでリカバリーしてくれていました。
④モチベーション管理
仕事から帰り、疲れていて練習する気が起きない、なかなか覚えられないパートがあるなどモチベーションを管理するのは難しかったような気がします。ほかのメンバーはどうしていたのか知りませんが、個人的には次のような取り組みをしていました。
そこで
- できることころから小分けに練習する(イメージだけ、腕だけ、ステップだけ、できないところだけなど)
- いろんな人に余興やるんだ!と宣言して逃げられないようにする
- 成功した時のイメージを持つ(喜んでいる顔や拍手をもらってる時の様子(色や匂い、音なんか)を詳細にイメージする)
仕事で忙しく直前まで練習に参加できなくても最後の追い込みの時にガッツを見せて完璧に仕上げてくる、クルクル担当T氏の頑張りを見て、「自分も負けてられないな」と元気をもらいました。
などなど、上記のようなところが本当にプロジェクトを進める上で大変だったのかなと、振り返って思います。何とか最後までやりきることができたのはチームの仲間たちがいいものにしたいと積極的に取り組んでいたことも大きかったのではないでしょうか。一緒にやる仲間、重要です!
参考として
また、今回かかったお金や時間についても一応概算を出しておきます。参考になるかわかりませんが。。。
- 総計金額:約26,500円
- 内訳
- 練習場所代×練習回数(カラオケルーム:3000円×4回ほど)
- 練習後の飲み代×参加回数(3000円×4回ほど)
- 蝶ネクタイ代×人数分(500円×5人)
- 内訳
- 総計時間:約25.3時間
- 内訳
- 計画(3時間)
- 練習時間(個人:10時間+みんなで:3時間×4回ほど)
- 当日(20分)
- 内訳
あくまで参考です。練習後の飲み会代を費用に含めていいのかは疑問ですが、モチベーションを上げるためにもそういうことも必要なのかなと 笑。今回は練習は基本カラオケルームで行いましたが(狭かった。。。)、スタジオを借りたり、ムービーを作ったり衣装をそろえたりするとそれに応じて変わってきます。
やってみて
リハーサルは当日のみ
当日の様子はまず、式が始まる前に会場を下見しました。この時初めてここでやるんだと会場の広さやテーブルの並び、踊る場所を知ります 笑。司会の方と余興を始める時間帯や入り方について軽く打ち合わせを行い、段取りをつけます。こちらからこういう形でやりたいですと要望を伝えて、当日なのにそれにちゃんと合わせてくださった司会の方、本当に感謝です。
とても緊張しています
普段人前で歌と踊りをすることが皆無のため、ご飯もなかなか喉を通らないくらいです 笑。時間が近づくとみんなソワソワし出して、お酒を飲み出す人、トイレに行き出す人、それぞれの個性が出て面白かったです。
誰に対する何のサプライズ?
ちょっとサプライズ(茶番?)も入れました。司会の合図で余興のために登壇した友人一同。急遽「新郎も一緒に踊ろうよ!」と我々が誘います。新郎Y氏も「えっ?俺もやるの?」と驚きながら登壇します。でも実は新郎はバッチリ練習していて完璧に歌って踊れるので、初めて見た人はびっくり!というストーリーを考えていました。ただ、新婦や新郎のご家族も、新郎が練習していることを知っていたので、会場にいる人のほとんどが知っているという状態でした。誰に対する何のサプライズ? 笑
本物の嵐より良かったよ!
余興も無事に終わり(間奏中のF氏のお祝いコメント、尺の取り方は完璧でした)、会場からは「本物の嵐より良かったよ!」との声が!おじい様、それは言い過ぎです 笑。緊張が解けてホッとしたのと、達成感とでみんな自然と顔がニヤニヤしていました。初めての余興としては持てる力を尽くせたのではないかなと思います。
なんだかんだうだうだ書きましたが、やっぱりやってみて、新郎や新婦が喜んでくれているようなのが1番嬉しかったです。もちろん、式や披露宴もとても素敵でした。手紙を読むシーンでは涙が。。。結婚って良いなと感じました。新郎、新婦には末長く仲良く幸せでいて欲しいと、心から願っています。
結婚式余興 嵐 Love so sweet - YouTube