OSSのLMS:Moodleをインストールしてみる。
OSSのLMSであるMoodleがどのようなものなのか、好奇心に駆られたので自分のPCへインストールしてみる。今回インストールするPCはMicrosoft Surface Pro3(Windows10)
インストール
1. ダウンロード前に
- moodleをインストールする要件(Moodleをインストールする - MoodleDocsによると)
- ハードウェア要件
- ディスク容量:160[MB](最小)+5G(教材をULするための容量)
- 楽勝!まだ80[GB]ある!
- 楽勝!まだ80[GB]ある!
- バックアップ容量:ディスク容量と同程度
- メモリ:256[MB](最小)
- いける!わが子は8[GB]もあるのです。ただ一点気になったのが、同時接続数。あくまでログインしているユーザーではなく接続しているユーザーとのこと。1000名同時に接続しても大丈夫なようにするためにはRAMが50[GB]ないとだめなのね。(今回はそれは想定していないからいいけど。)
Moodleは1GのRAMごとに20名の「同時接続」ユーザーをサポートします。
- いける!わが子は8[GB]もあるのです。ただ一点気になったのが、同時接続数。あくまでログインしているユーザーではなく接続しているユーザーとのこと。1000名同時に接続しても大丈夫なようにするためにはRAMが50[GB]ないとだめなのね。(今回はそれは想定していないからいいけど。)
- ディスク容量:160[MB](最小)+5G(教材をULするための容量)
- ソフトウェア要件
- OS:Linux,Windowsが一般的(素晴らしいサポートも利用できるとのこと)だけど、Linuxがお勧めらしい。(Windows XP/2000/2003, Solaris 10 (Sparc and x64), Mac OS X, Netware 6もサポートされている)
- うちの子はWindows10だけど大丈夫かしら??
- うちの子はWindows10だけど大丈夫かしら??
- ウェブサーバー:ApacheまたはIIS。PHPファイルが処理できるようにサーバーが正しく設定されている必要があります。
- サーバーの理解が壊滅的な牧野にとっては正直この辺がよくわからない。Apacheをインストールする必要があるってこと??
- サーバーの理解が壊滅的な牧野にとっては正直この辺がよくわからない。Apacheをインストールする必要があるってこと??
- PHP:最小バージョンが5.3.2とのこと(2017/03/25時点)
- 開発用DB:MySQL,PostgreSQL。OracleやMSSQLは完全なサポートはないものの一応使える模様。(サポートやドキュメントが不十分な様子)。PHPの拡張ライブラリに応じたバージョンが必要。
- この辺りは全く分からないので、おとなしくMySQLを使う想定。。。
- この辺りは全く分からないので、おとなしくMySQLを使う想定。。。
- Moodleにアクセスするためのブラウザ:Firefox 4, Internet Explorer 8, Safari 5, Google Chrome 11, Opera 9以降
- 特に問題なし。
- OS:Linux,Windowsが一般的(素晴らしいサポートも利用できるとのこと)だけど、Linuxがお勧めらしい。(Windows XP/2000/2003, Solaris 10 (Sparc and x64), Mac OS X, Netware 6もサポートされている)
- ハードウェア要件
2.サーバーのセットアップ
- 今回はWindowsのノートPCを使うので、サーバーソフトウェアのインストールをする必要があるようです。こちらを参考に必要なソフトをダウンロードとインストールします。
- なお、調べてみたところ、XAMPというMoodleを使うために必要なApache, MySQL, PHP, Perlなどを一括してインストールできるパッケージがあるようなので、今回はこちらを利用します。(ローカルホストでのみ使用できるという制限があるようなので評価目的という感じのようです。具体的にはMoodle Packagesに含まれるXAMPPでは、phpMyAdminやXAMPPの管理画面が利用できないとのこと。外部からアクセスしてみたいという方はパッケージではないものを使ってください。)こちらを参考にしました。
3. XAMPパッケージのダウンロード
こちらからMoodleの最新バージョンを取得します。
今回はMOODLE_32_STABLEを選択。
適当なフォルダに解凍する。(今回は"C:\Moodle\"内に解凍した。)
中身が次のようになっていればオッケーです。(なんとも簡単!)
4. Moodleを起動
インストールが終わったら早速起動してみます。
解凍したフォルダ内の[Start Moodle.exe]をクリック。
cmd.exeが立ち上がり、「Windowsファイアウォールでブロックされています」という警告画面が表示される場合、「アクセスを許可する」ボタンをクリックします。 ブラウザを起動し、アドレスバーに"http://localhost"を入力します。(今回はMicrosoft Edge 38.14393.0.0を使用)
- 初回起動時のインストール作業
初回の起動時にはインストール作業をする必要があります。次の手順に従ってインストール作業を開始してください。
ページが表示され、言語の選択画面が現れるので、日本語(ja)を選択して、[次へ]を押下します。
パスの確認画面になるので設定します。今回はそのまま[次へ]を押下します。
パスワードを入力して[次へ]を押下します。
著作権の確認画面が表示されるので一読して[次へ]を押下する。
サーバー環境の必要条件の確認情報が表示されます[続ける]を押下します。
その後インストールが開始されますのでしばらく待ちます。[続ける]ボタンが表示されたら押下します。
最高管理者のアカウント設定画面が表示されるので必須項目を入力します。
そのままスクロールを行い、[プロファイルを更新する]を押下する。
あれ??
windwos Edgeだとまずかったかしら。それとも設定ミスったのか。。。。
とりあえず今回はここまでにします。原因を特定して、またアップデートしたいと思います。
追記:Google Chrome(バージョン 56.0.2924.87 (64-bit))で試したところ次の設定ができるようになりました。Moodleはフォルダごと削除して、また解凍すれば環境が新しくなるようです。
入力項目(長いサイト名とサイト省略名)を設定して[変更を保存する]を押下します。
すべての設定を終えると管理者画面へ遷移します。
これでMoodleを触れるようになりました。次回以降は実際にユーザーの登録から、研修コースの登録、受講申し込みやアンケートやテストの作成割り当てなどができたらいいなと思います。
5. Moodleのサーバーをストップするには[Stop Moodle.exe]を押下します。